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おしぼりの知識
- おもてなしの第一歩は、おしぼりの衛生的な保管から
- 2015年04月03日
- おしぼりの知識
おしぼりは直接人の肌に触れるものですから、その管理には十分気を使う必要があります。
お店で出すおしぼりが喜ばれるのも、衛生的な管理があってこそ。
店舗でのおしぼりの保管方法について説明します。
●おしぼり保管の注意事項
- ・おしぼりは常に清潔な状態で保管し、清潔な手で触るようにしてください。
- ・おしぼりは水で濡らしてあるものですから、生ものと同じです。古いおしぼりが残らないよう古いものから順番に使うようにしましょう。
- ・保管する期間は、最長でも4日間です。それ以上経ったものは、臭いが発生することもありますので、使わないようにしてください。
- ・おしぼりを保温・保冷する保管庫は定期的に掃除し、常に清潔に保ちましょう。
●おしぼりの衛生指導について
衛生的なおしぼりが提供されるよう、貸おしぼり業者を対象にした「おしぼりの衛生的処理に関する指導基準」が厚生労働省によって定められています。
これに合わせる形で、貸おしぼりを顧客に提供する飲食店などの施設についても、おしぼりの取り扱いに関する注意事項が定めらました。
- 1.借用後4日を経過したおしぼりは、客に提供しないこと。
- 2.おしぼりは手指及び顔面等を清潔にするための用に供すること。
- 3.おしぼりを客に提供するときは、加温すること。加温しないときは4℃以下にすることが望ましい。
- 4.使用済のおしぼりは、ふた付きの容器等に入れておくこと。
●安全・安心なおしぼり提供のために
その日の営業が終了したら、おしぼりを加温庫から出して、保冷庫でしっかりと保存します。翌日の営業開始前に再び加温庫へ入れて、来店者様へ温かいおしぼりをお出しする準備を行います。
おしぼりの保管やお客様への提供の仕方などでわからないことは、弊社サービススタッフに尋ねてください。
ご来店のお客様へ安全・安心なサービスを提供するお手伝いをします。