公式ブログ

おしぼりの知識

タケバタ商事の創業秘話
2023年05月31日
おしぼりの知識

1960年(昭和35年)12月1日

先代の竹端英一が創業したタケバタ商事。

銀行員や着物商社の営業をしていた先代は、友人から「家におしぼりを洗う洗濯機を置かせてくれないか」とお願いされました。

親分肌で頼まれたら断れない性格だった先代は快諾。おしぼりのレンタルは当時珍しく、先代も自分のお客さまに紹介しました。取引先が増え、順調に行くと思っていた矢先、友人が体調を崩して会社に来られなくなる事態に…。

お客さまが家に詰めかけてくる中「私がやるしかない」と覚悟を決めた先代は以降、おしぼり一筋の人生を送りました。取引先から親しみを込めて「若」と呼ばれ、おしぼりの組合を立ち上げたり、衛生マークを作ったメンバーに加わるなど多数の功績を残しています。

そして先代は「おしぼりは我が社の商品ではあるが、自社のものでない。お客様のものである。」と提唱し、「衛生管理の向上」「品質の向上」「サービスの向上」に邁進し、業界にイノベーションを起こし続けました。

その精神は今代のタケバタ商事に真っ直ぐ受け継がれています。

(創業者 竹端英一)