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おしぼりの知識

レンタルおしぼりには「衛生マーク」がついているのをご存知ですか?
2015年03月19日
おしぼりの知識

飲食店などが来店したお客様に出するおしぼりは、食事の前に手を綺麗にしたり、食事中にちょっと汚れた手を拭いたりするのにと活躍するとても便利なサービスです。

でも、このおしぼりタオルはレンタルで再利用されているものです。本当に綺麗に洗われているのか、ちょっと気になるかもしれません。
そこで、レンタルに使われる貸おしぼりがどのような洗い方をされているか、衛生基準などについてお話します。

レンタルおしぼりについている「衛生マーク」をご存知ですか?

eisei mark

気がついている人もいるかと思いますが、衛生基準を満たしているレンタルおしぼりには、このマークが付いています。

「衛生マーク」は、厚生労働省の指導基準(環境衛生指導基準157号)に添って処理されたの製品だけに使用することが許される信頼のシンボルとして、全国おりぼり共同組合連合会で制定されました。

衛生面での要注意時期に合わせて、毎年4回の定期検査を行い、その検査に合格している組合の加盟業者についてのみ使用を許されています。

つまり、「衛生マーク」が付いているおしぼりは、清潔で安心ですよ、ということなのです。

「衛生マーク」の基準は?

「衛生マーク」をつけるには、どのような基準を満たさなければいけないのでしょうか?

変色や異臭がないことや、大腸菌群や黄色ブドウ球菌が検出されないこと、一枚当たりの一般細菌数などの厳しい基準があります。
それをどのように検査するかもきちんと決まっていて、実際におしぼりを広げて、変な臭いがしないかを調べたり、細菌がいないかを検査したりします。

また、消毒の仕方も明確に決まっています。

洗濯工程中に消毒効果のある塩素剤を使用する方法では、60℃以上のお湯の中で10分以上の本洗いを行い脱水した後、すすぎと塩素剤添加による消毒を行います。すすぎは3分間を4回以上、消毒はさらし粉または次亜塩素酸ナトリウム(250ppm以上)で行うことになっています。

では、レンタルおしぼりは具体的にどのように洗浄されているのでしょうか?
弊社を始め、一般的なレンタルおしぼり業者のおしぼりの洗浄方法は次のような工程になっています。

  • 1.回収したおしぼりを選別する
  • 2-1.(汚れがひどいもの)60℃以上のお湯で15分以上、洗浄剤で2回洗う
  • 2-2.(上記以外)60℃以上のお湯で10分以上、洗浄剤で洗う
  • 3.清浄な水で3分以上すすいで、脱水する
  • 4.消毒すすぎ・脱水を、3回以上繰り返す
  • (消毒すすぎとは、清浄な水で、さらし粉または、次亜塩素酸ナトリウム(250ppm)水溶液の中に3分間以上浸すこと)
  • 5.検品し、包装する
  • 6.検品する
  • 7.出荷する


このように、レンタルおしぼりはしっかり洗浄されていることがわかります。これなら、安心してお店に来られたお客様に出すことができそうですね。
eisei mark 02

お店で出すおしぼりは、「衛生マーク」のついたおしぼりを提供する信頼のおけるレンタルおしぼり業者を選びましょう。